1か月で合格!「専門統計調査士」のメリット・難易度・勉強方法を大公開!

統計検定

こんにちは、くりりんです!

マーケティングや商品開発の仕事をしていると消費者調査(マーケットリサーチ)の業務をすることが多々あります。
ただ、調査に関して、基礎から学んでいる方は少ないのでは無いでしょうか?

私も、商品開発をしている時に、周りから以下のような声を聞くことがありました。

  • 調査や分析のスキルを高めたいと思っているけど、良い資格無いかなあ…
  • 「専門統計調査士」って聞いたことあるけど、どんな資格なんだろう…?受験するメリットあるのかな?
  • 『専門』って付いているけど、難易度は高いのだろうか…?

『専門統計調査士』は調査や分析のスキルを身に着けられる資格ですが、知名度がさほど高くない分、「時間を掛けてまで受験するメリットはあるのだろうか?」と躊躇してしまうケースもあります。

そこで、この記事では、『専門統計調査士』の取得メリットや難易度・勉強方法を大公開します。

この記事を読めば、『専門統計調査士』を受験するにあたってのヒントが得られるはずなので、ぜひ最後まで読んでください!

💡この記事は、こんな方にオススメです!

  • 業務で消費者調査(マーケットリサーチ)をしており、調査や分析スキルを向上したいと考えている方
  • 『専門統計調査士』の試験を受けようと思っているが、どのような資格か分からず、受けるかどうか悩まれている方

「専門統計調査士」という名前を始めて聞く方もいるかもしれませんので、簡単に試験のご紹介をします。

「専門統計調査士」とは、統計調査の専門的な知識レベルがあることを証明する試験

「専門統計調査士」は「統計検定」の中の一つの種別として実施されている試験で、正式名称は「統計検定 専門統計調査士」と言います。

「統計検定」の公式HPによれば、『調査の企画・管理、ならびにデータの高度利用の業務に携わる上で必要とされる、調査企画、調査票作成、標本設計、調査の指導、調査結果の集計・分析、データの利活用の手法等に関する基本的知識と能力を評価する検定試験』と記載されています。

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くりりん

単なる統計の基礎知識だけではなく、調査の設計~実施~分析に至るまでの一連の知識が身に着けられるのが特徴ですね!

「専門統計調査士」には受験資格はないが、登録されるためには「統計調査士」とセットで合格する必要がある

続いて、「専門統計調査士に受験資格があるのか?」という点ですが、結論、「受験資格は無いので、誰でも受験が可能」です。
但し、「専門統計調査士」として認定を受けるためには、「統計調査士」という別の試験も併せて合格する必要があります。

統計調査士専門統計調査士
概要公的統計に関して、基本的な内容を正確に理解し、適切に利用する能力を評価する検定試験調査の企画・管理、ならびにデータの高度利用の業務に携わる上で必要とされる、調査企画、調査票作成、標本設計、調査の指導、調査結果の集計・分析、データの利活用の手法等に関する基本的知識と能力を評価する検定試験
出題形式5肢選択問題5肢選択問題
問題数30問40問
試験時間60分90分
合格水準100点満点で、70点以上100点満点で、65点以上
試験方式CBT方式CBT方式
受験料一般価格 7,000円
学割価格 5,000円
一般価格 10,000円
学割価格 8,000円
「統計調査士」と「専門統計調査士」の比較

「専門統計調査士」「統計調査士」の両方に合格した後、「専門統計調査士」の認定証が発行されます。

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「統計調査士」と「専門統計調査士」のどちらが先でも構いませんが、一方の試験に合格した後、他方の試験に5年以内に合格しなければ「専門統計調査士」として認定されませんので、ご注意ください!

「専門統計調査士」の試験範囲は、統計の基礎知識+調査実務の全般にわたる

「専門統計調査士」の試験範囲について、ご紹介します。

こちらも詳細は公式HPをご覧頂ければと思いますが、大きく以下の4つのセクションに分かれます。

  • 調査企画、調査票の作成
  • 標本設計と結果の推計、データの整理
  • 調査の種類と特徴、調査手法
  • データ利活用の手法

各セクションの中では、統計の基礎知識(統計検定2級程度)に加えて、調査の企画・設計・実査(手法)・データ分析に関わる知識が問われます。

ここまでは、「専門統計調査士」の概要に関して説明してきましたが、受験するメリットに関してご紹介します。

「専門統計調査士」を受験するメリットは、大きく2点あります。

「専門統計調査士」のメリット①:調査における一連の業務(企画・設計・実査・分析・活用)の知識やスキルを身に着けられる

一つ目のメリットは、『調査における一連の業務(企画・設計・実査・分析・活用)の知識やスキルを身に着けられる』という点です。

あなたは、普段の仕事の中で、調査業務に関して自信がありますか?

「自信がある」と明確に言い切れる方は、少ないのではないでしょうか?
それは、調査業務は経験的に実施されているものであり、体系立てて学んでいる事が少ないためです。
勿論、一部の会社では研修に組み込まれていることもありますが、大抵の場合、何回も調査実務を経験、『業務としてできる』という状態になっていくことが多いと思います。また、会社によっては、「調査会社に丸投げ」というケースもゼロではありません。

かつて、私も調査業務に全く自信がありませんでした。
消費者調査を何度も企画・実施をする中で、原理・原則は分からないけど、実務としてこなすだけで、適切に調査を実行できているか不安に思っていました。
しかし、この「専門統計調査士」に合格してからは、調査に関して自信をもって業務を行うことができるようになりました。

この「専門統計調査士」は調査に関して体系立てて学べる資格になっていますので、少しでも「調査・分析スキルを向上したい!」という方にはオススメの資格です。

「専門統計調査士」のメリット②:「一定の調査スキルを有している」という対外的な証明になる

二つ目のメリットは、『「一定の調査スキルを有している」という対外的な証明になる』という点です。

先程もお伝えした通り、調査は経験的に行っている方が多く、原理・原則を知らない方が非常に多くいます。例えば、私も実務を行っている中で、上司から、以下のように声を掛けられたケースがありました。

当時の上司

調査はお金がかかるんだ。何度もできる訳でもないし、一つの設問では沢山のことを聞いた方が良いと思うんだ。
選択肢は上限いっぱいまで使って、色々なことを聞きだそうよ。

パッと聞いた感じでは、「確かに、その通り」と思ってしまいがちですが、原理・原則としては、正しくはありません。選択肢が多すぎると、「調査対象者が回答に迷う」、「回答内容が選択順序に影響を受ける」等の悪影響が生じます。

「専門統計調査士」レベルの知識があれば、「選択肢が多すぎる場合、対象者の回答負荷が多過ぎて適切な解答が得られない場合があります。また、選択肢の順番にも影響を受ける可能性があるので、適切な選択肢を見極めた上で、ランダマイズで表示しましょう」といった原理・原則に則った主張をすることが可能になります。

社内外で「調査スキルがある」と一目置かれれば、無茶な要求や要望に屈することなく、関係者の意向を汲みながら最適な調査設計・実査・分析が行えます。

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くりりん

過去には、調査会社の方で、名刺に『専門統計調査士』と書かれている方もいらっしゃいました!知名度はさほど高くないですが、調査界隈の中では、一定の知名度がある資格です。

「専門統計調査士」を受験されようとしている方の中では、「勉強時間や試験の難易度は、どの程度なのだろうか?」と不安に感じる方もいらっしゃると思います。

私の経験談をお話しますが、統計に関する知識レベルや調査の実務経験の多寡によって大きく異なりますので、あくまで参考程度にご覧ください。

まず、前提の話をさせていただきますが、「専門統計調査士」の受験を志した時点では、「知識レベル:統計検定2級・統計調査士に合格」「実務経験:5年程度の調査経験」という状況でした。

上記の状況で勉強を始め、21日間(8/1に勉強開始→8/21に試験合格、勉強時間:50時間弱)で試験に合格することが出来ました。

また、難易度は、統計調査士 < 専門統計調査士 ≦ 統計検定2級くらいに感じました。
別の記事で紹介をさせて頂ければと思いますが、「統計調査士」については暗記メインで対応ができます。一方、「専門統計調査士」については、暗記だけでなく、統計の知識や計算が問われるので、「統計調査士」よりは難易度が高いです。
「統計検定2級」は計算が煩雑で、個人的に苦戦した試験です。それに比べて「専門統計調査士」は比較的取っつき易く、複雑な計算は少ないので、統計検定2級と同程度~やや易しい程度の難易度と感じました。

最後に、「専門統計調査士」の受験を志すにあたって、私の学習法をご紹介します。

私は、『公式問題集を完璧に理解できるようになるまで、ひたすら解く!』ということを繰り返しました。
「統計調査士」・「専門統計調査士」には、公式問題集があります。
この問題集は、過去に出題された問題と丁寧な解説が記載されており、非常に良い教材です。

受験を志している方は、この公式問題集を最低3回は繰り返すことをオススメします。
そして、最新の問題集を完璧にできたら、過去の問題集にもチャレンジしましょう!
過去の問題に数多く触れることで、試験の時の対応力が高まります。

具体的な勉強方法は、「統計調査士」の方のブログに記載していますので、こちらをご覧ください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

今回は、「専門統計調査士」のメリット・難易度・勉強方法に関してご紹介しました。

「専門統計調査士」は知名度が然程高くない資格なので、試験を受けようか不安に思うケースもあると思います。ただ、「調査・分析のスキルアップ」という観点では非常に良い試験ですので、調査スキルを向上させたい方は是非チャレンジしてみてください!

これから受験される方の成功をお祈りしています。

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