はじめに
こんにちは!くりりんです。
PMP(プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル)の試験を2024年5月に受験し、無事に合格しました。
本記事では、PMP受験の対策について、私の実体験をもとにお伝えしたいと思います。
少しでもPMP受験を検討している方の参考になれば幸いです。
PMP受験までのプロセス
先ず最初に、PMP受験に至った背景や受験プロセスを簡単にご紹介します!
1. 受験動機
現在は全社的なDX推進、昨年までは、長く商品開発(商品企画)の仕事を行っていました。
これまでは、そういったプロジェクト業務を手探りで行ってきましたが、「自分の仕事の進め方は合っているのだろうか…」と思うことがありました。
そこで、「体系的なプロジェクトマネジメントの知識を習得したい!」という想いから、PMPの受験を決意した次第です。
IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)のプロジェクトマネージャ試験も考えましたが、「難易度が高いこと」、「試験日が年1回しかない」という理由から、今回PMPを選択しました。
(今後は、IPAのプロジェクトマネージャ試験も受けるかもしれませんが…)
2. 受験までの流れ
続いて、PMP受験に関する情報収集から受験までの具体的な流れをご紹介します!
12月~1月(情報収集)
「PMP資格が欲しいなあ」と朧げに思っていたものの、「PMPがどんな資格か」「どのような勉強が必要なのか」が分かっていませんでした。
そこで、先ずは色々な方のブログやPMIの公式サイトを拝見し、情報を集め、Excelに表形式でまとめました。
※この期間は学習期間に含めていません。
※情報収集を通じて、PMP受験の前に気を付けないといけない点が分かったので、そちらについては、別記事(【PMP受験を考えている方、必見!】PMPの受験前に知っておくべき5つのポイント!)でご紹介しています!
1月~2月(経歴書づくり&35時間公式研修&PM基礎用語の理解)
PMP受験をするためには、先ずPMIに受験資格の申し込みを行う必要があります。
その申し込みの際には、①一定の学歴・職歴の要件を満たすことの証明(プロジェクトマネジメントの経歴書)、②35時間公式研修の2つが必要です。
勉強を始めてから「受験資格がありませんでした」と言われると非常に悲しいので、先ずは受験資格の申し込みに向けて、この2つを進めました。
プロジェクトマネジメントの経歴書づくり
まず、①一定の学歴・職歴の要件ですが、以下のいずれかを満たす必要があります。(私の場合には、2番目の条件を満たしていたので、問題ありませんでした)
| 学歴 | プロジェクトマネジメント経験 |
|---|---|
| 中等教育卒業(高校卒業、準学士号 または海外の同等資格) | 5 年/60 か月以上にわたる、一意かつ 重複しないプロジェクトマネジメント の実務経験 |
| 4 年制大学卒業(学士号または海外の 同等資格) | 3 年/36 か月以上にわたる、一意かつ 重複しないプロジェクトマネジメントの 実務経験 |
| GAC 認定プログラム*による学士号 取得または大学院卒業(学士号もしく は修士号、または海外の同等資格) | 2 年/24 か月以上にわたる、一意かつ 重複しないプロジェクトマネジメント の実務経験 |
PMPの受験の申込時には、プロジェクトマネジメントの経験を満たしていることを証明するため、PMI(プロジェクトマネジメント協会)に英語の経歴書を提出する必要があります。
※別の記事で紹介しようと思いますが、プロジェクトマネジメントの経験が無い方はPMPの受験が出来ないので、ご注意ください!
私自身英語はさほど得意ではないので、四苦八苦しながら、何とか書き上げました。
(英語の経歴書の書き方については、「【英語の苦手な方、必見!】PMPの職務経歴書をサクッと作成する方法を解説!(サンプル付き)」という記事で紹介していますので、良かったらご覧ください!)
35時間公式研修
続いて、35時間公式研修ですが、PMPの受験の申込時にコース・プロバイダー・受講した日付等を記入する必要があります。
※「PMP 35時間」とGoogle検索していただければ、沢山コースが出てきます。
ただ、このPMPの公式研修って、正直、結構高いんですよね…😭
私の勤務している会社では運良くUdemyの法人契約をしていたので、『PMP Certification Exam Prep 35 PDU Project Management Course』というコースを受講しました。
すべて英語ですが、比較的わかりやすい英語ですし、日本語の字幕も付けられるので、プロジェクトマネジメントの概要をザっと理解する上では良い教材だと思いました。
(ただ、これだけではPMPは合格できないと思われます…)
上記2点を揃えて、2/25(日)にPMPの受験の申し込みをしました。その後、3/2(土)に申請が受理されましたので、ピアソンVUEにて試験の予約を行いました。
(PMPの勉強をされてから申込をされる方も多いようですが、試験の予約が中々取れないことがあるので、早めの受験をされたい方は公式研修&経歴作成が終わったら試験の予約をされることをオススメします!)
PM基礎用語の理解
| 使用教材 | 種類 | 価格 |
|---|---|---|
| I LOVE PM / プロジェクトマネジメント専門チャンネル | YouTube | 無料 |
| ポイント図解 プロジェクトマネジメントの基本が面白いほど身につく本 | 書籍 | 1400円(税別) |
| 「プロジェクトマネジメント」実践講座 | 書籍 | 2200円(税別) |
【勉強方法】
いよいよ2月後半から学習を開始しました。
個人的にはイトーダさん(伊藤大輔さん)の説明が非常に分かりやすかったので、YouTubeと書籍にザっと目を通し、プロジェクトマネジメント業務の全体像と基礎的な用語の理解に努めました。
【勉強時間】
この時期は勉強の本腰を入れる前だったので、平日1時間/日、休日2時間程度、勉強していました。
(英語の経歴書作りには、時間がかかりました…)
3月(基礎固め)
| 使用教材 | 種類 | 価格 |
|---|---|---|
| PMP®試験合格虎の巻 新試験対応 | 書籍 | 3200円(税別) |
| Puchimana PMBOK第6版対応!!】PMP試験対策・合格編 | WEBサイト | 550円/月 |
| PMPオンライン問題集 SCORE『アジャイル実務編』 | WEBサイト | 900円/月 |
| PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応 | 書籍 | 3980円(税別) |
【勉強方法】
『PMP試験対策 合格虎の巻』については、巻末の模擬試験を2周程度実施しました。
その後、『Puchimana PMBOK第6版対応!!】PMP試験対策・合格編』を3周程度繰返し解きました。プロジェクトマネジメントの進め方には、大きく予測型とアジャイル型というものがあるのですが、予測型については、この問題集を繰り返し解くことで十分な力が付いたと思います。
『Puchimana PMBOK第6版対応!!】PMP試験対策・合格編』は良い教材だったのですが、予測型がメインであり、アジャイルに関する問題が少なかったので、『PMPオンライン問題集 SCORE『アジャイル実務編』』を2周程度解き、アジャイルに関する基本的な知識を身に付けました。
※『PM教科書 PMP完全攻略テキスト PMBOKガイド第7版対応』は、一応購入したので表に記載しましたが、ほぼ使っていません…
【勉強時間】
基礎力を身に付けるにあたり、平日2時間/日、休日5時間程度で勉強していました。(年度末でバタついていたり、飲み会も多くあったりで、勉強出来ない日もありました…)
WEBサイトの教材は電車の中等のスキマ時間にも勉強できたので、非常に良かったです!
~4月下旬(問題演習)
| 使用教材 | 種類 | 価格 |
|---|---|---|
| PMI Study Hall Plus | WEBサイト | 86.9$(税込)→ 13000円 |
4月に入り、より実践的な学習が必要だと感じたので、『PMI Study Hall Plus』に取り組みました。
これは、PMIが公式で出しているオンラインの問題集になります。
PMPの試験では知識だけではなく、PMIイムズというPMIが提唱するプロジェクトマネージャとしての考え方や行動を定義したものを理解する必要があります。
『PMI Study Hall』の問題は知識問題が少なく、シチュエーション問題(特定のシチュエーションの中で「プロジェクトマネージャーとして、どのようにふるまうべきか?」を問う問題)が多いので、とても実践的でした!
『PMI Study Hall』には、EssentialsとPlusの2つコースが用意されています。私は模擬試験が多いPlusを選択しましたが、結局、問題が多すぎて試験日までに全て解くことは出来ませんでした…
(試験日までに、3つの模擬試験を2周ずつやりました。PMI Study Hallには各175問の模擬試験の他に、15問のミニ模擬試験もあり、かなりの分量があります。残りの学習時間に応じてEssentialsとPlusを選択されるのが良いかと思います。)
「PMP試験に合格する」という観点だけ見れば、『PMI Study Hall』の問題を徹底的にやり込み、完成度を高めるのが良いように感じました!
※『PMI Study Hall』をオススメする理由については、以下の記事で解説しているので、是非ご覧ください!
【勉強時間】
平日2時間/日、休日5時間程度で勉強していました。
『PMI Study Hall』の模擬試験は途中中断もできるので、少しずつ進める方が良いかなと感じました!
4月下旬~試験当日
4/27(土)から連休に入ったので、4日間、勉強を詰め込み、5/1(水)の試験に臨みました!
そして、4時間あまりの試験でヘトヘトになりながらも、何とか合格することが出来ました。

※試験当日のスケジュールについては、また別の記事でご紹介します!
【勉強時間】
直前の数日間は休日だったので、7~8時間以上は勉強しました。
おわりに
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
PMPの受験は準備に時間と労力がかかりますが、情報を集めた上で、しっかりと対策すれば合格することができると思います。
PMPの試験は一見どれが正解か分かりにくい問題が多い(どれも正解に見える)のですが、問題演習を繰り返すことで、「PMPだったら、このように行動するよな…」というPMIイムズが理解できるようになってきます。
ですので、最初に問題を解いて、全く解けなくても、諦めずに学習を続けてみてください!
これから受験される方の成功をお祈りしています。



コメント